徳島で交通事故が多い交差点は、どこなのでしょうか。
日本損害保険協会は、2025年に人身事故が多発した交差点をまとめた「全国交通事故多発交差点マップ」を公表しました。
徳島県で事故が最も多かったのは、徳島市八万町の「大野交差点」と、徳島市応神町東貞方にある交差点の2カ所。いずれも6件の人身事故が発生しています。
さらに調べてみると、大野交差点は2024年にも8件の人身事故が発生し、県内最多となっていました。
つまり、大野交差点は2年連続で徳島県内最多です。
この記事では、2025年に徳島県で人身事故が多かった5つの交差点について、事故件数や事故の特徴、場所をまとめます。
徳島で事故が多い交差点ワースト5
2025年の徳島県の事故多発交差点は次の5カ所です。
| 順位 | 交差点 | 人身事故 |
|---|---|---|
| 1位 | 大野交差点(徳島市八万町) | 6件 |
| 1位 | 徳島市応神町東貞方字西中須207-5付近 | 6件 |
| 3位 | 東大工町交差点(徳島市) | 5件 |
| 3位 | 徳島市川内町大松774-1付近 | 5件 |
| 3位 | 木津ランプ交差点(鳴門市) | 5件 |
5カ所のうち、4カ所が徳島市内です。
なお、ここでいう「ワースト」は人身事故件数が多い順という意味で、事故の重大さを順位付けしたものではありません。
詳しい場所については、日本損害保険協会の「全国交通事故多発交差点マップ」で地図とともに確認できます。
【1位】大野交差点(徳島市八万町)|6件
徳島県内で最も人身事故が多かった交差点の一つが、徳島市八万町の大野交差点です。
住所は徳島市八万町大野158-1。
2025年には6件の人身事故が発生しました。
6件はいずれも軽傷事故で、死亡事故や重傷事故はありませんでした。
大野交差点は四差路で、主道路・従道路ともに車線数が多く、朝夕の通勤時間帯だけでなく土日・休日にも渋滞する交差点です。
事故の内訳を見ると、追突事故が2件、右折時の事故が3件、その他が1件となっています。
日本損害保険協会は、複数の通行帯があることや下り勾配になっていることなどが事故発生につながったと考えられるとしています。
大野交差点は2年連続で県内最多
さらに注目したいのが前年のデータです。
2024年の大野交差点では8件の人身事故が発生し、徳島県内で最多でした。
そして2025年も6件で最多タイ。
2024年:8件(県内最多)
2025年:6件(県内最多タイ)
となり、2年連続で県内最多となっています。
前年より事故件数は減っていますが、普段この交差点を利用する人は特に注意したいところです。
【1位】徳島市応神町東貞方の交差点|6件
大野交差点と並んで最多となったのが、徳島市応神町東貞方字西中須207-5付近の交差点です。
2025年には6件の人身事故が発生しました。
ここで特徴的なのが事故の種類です。
6件すべてが追突事故でした。
6件はいずれも軽傷事故です。
この場所は三差路で道路が斜めに交わっており、信号機と横断歩道がありません。
一時停止規制があり、朝夕の通勤時間帯や土日・休日には渋滞も発生します。
日本損害保険協会は、鋭角に交差する交差点の形状が事故発生につながったと考えられるとしています。
前方の車だけでなく、交差道路から進入してくる車にも十分な注意が必要です。
【3位】東大工町交差点(徳島市)|5件
3位は徳島市中心部にある東大工町交差点です。
住所は徳島市紺屋町24。
2025年には5件の人身事故が発生しました。
内訳を見ると、
歩行者の横断中:2件
追突:1件
左折時:1件
その他:1件
となっています。
5件はいずれも軽傷事故でした。
東大工町交差点は繁華街に近く、歩行者や自転車の通行が終日多いのが特徴です。
深夜でも一定数の車や歩行者が通行しています。
今回の5カ所の中でも、特に歩行者への注意が必要な交差点といえそうです。
【3位】徳島市川内町大松の交差点|5件
同じく3位となったのが、徳島市川内町大松774-1付近の交差点です。
2025年には5件の人身事故が発生しました。
そして、この交差点にはかなり特徴があります。
5件すべてが出会い頭の衝突事故です。
さらに事故の被害を見ると、
重傷事故:3件
軽傷事故:2件
となっています。
死亡事故こそありませんでしたが、今回の5カ所の中では重傷事故が目立ちます。
この交差点には信号機や横断歩道がなく、一時停止規制があります。
さらに高速道路の橋脚があり、見通しが悪くなっています。
交通量が少ないと油断してしまいがちですが、確実に一時停止して左右を確認する必要がありそうです。
【3位】木津ランプ交差点(鳴門市)|5件
5カ所の中で唯一、徳島市外から入ったのが鳴門市の木津ランプ交差点です。
住所は鳴門市撫養町木津732-2。
2025年には5件の人身事故が発生しました。
事故の内訳は、
追突:2件
左折時:1件
右折直進:2件
です。
そして注意したいのが事故の重大さです。
5件のうち、1件は死亡事故でした。
木津ランプ交差点は、本線と側道が並行し、それぞれ専用の信号機によって交通整理されています。
日本損害保険協会は、信号灯火の誤認によって事故が発生したと考えられるとしています。
交差点へ進入するときは、自分が確認するべき信号をしっかり見る必要があります。
5カ所の場所は地図で確認できる
「大野交差点は分かるけど、応神町の交差点はどこ?」
「川内町大松774-1付近ってどこ?」
という人も多いと思います。
日本損害保険協会が公開している**「全国交通事故多発交差点マップ」では、今回紹介した5カ所それぞれの詳しい場所をGoogleマップで確認できます。**
特に応神町や川内町のように交差点名が付いていない場所については、住所だけで探すより公式マップを見る方が分かりやすいでしょう。
普段の通勤や買い物で通っている場所が含まれていないか、一度確認してみてください。
【公式マップ】
日本損害保険協会「徳島県 2025年の交差点事故情報」
徳島県では交通事故の約57%が交差点周辺
今回の5カ所だけでなく、徳島県全体の数字も気になります。
2025年に徳島県で発生した交通事故は1,895件。
このうち交差点や交差点付近で発生した事故は1,072件でした。
割合を計算すると約56.6%。
つまり、徳島県で発生した交通事故の半数以上が交差点やその周辺で発生していることになります。
なお、この統計における「交差点事故」には、交差点そのものだけでなく、交差点の端から30m以内で発生した事故も含まれています。
2024年と比べると事故多発交差点はかなり変わった
前年の2024年はどうだったのでしょうか。
2024年の上位は、
1位 大野交差点:8件
2位 沖浜三丁目南交差点:7件
3位 紺屋町交差点:6件
などとなっていました。
2025年にも上位に残ったのは大野交差点ですが、そのほかの顔ぶれは大きく変わっています。
一方、東大工町交差点は2021年にも6件の事故で県内最多タイとなったことがあります。
事故が多い交差点は毎年同じとは限りませんが、複数回上位に登場する場所もあります。
まとめ|大野交差点は2年連続で県内最多
2025年に徳島県で人身事故が多かった交差点は、
1位 大野交差点:6件
1位 徳島市応神町東貞方の交差点:6件
3位 東大工町交差点:5件
3位 徳島市川内町大松の交差点:5件
3位 木津ランプ交差点:5件
でした。
特に大野交差点は、2024年に8件、2025年に6件の人身事故が発生し、2年連続で徳島県内最多となっています。
また、応神町では6件すべてが追突事故、川内町大松では5件すべてが出会い頭の事故、木津ランプでは死亡事故も発生するなど、それぞれの交差点で事故の特徴が異なっています。
徳島県全体でも、交通事故の半数以上が交差点やその周辺で発生しています。
毎日通っている道路ほど慣れてしまいがちです。
今回紹介した場所をよく利用する人はもちろん、それ以外の交差点でも、車間距離や信号、歩行者、自転車などをしっかり確認して安全運転を心がけたいですね。
出典:一般社団法人 日本損害保険協会「全国交通事故多発交差点マップ(2025年データ準拠)」

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