第1回:なぜ40代で転職を決意したのか?
こんにちは。この連載では、私が”40代・未経験”から外資系のコンサルティング会社に転職したリアルな体験をお届けします。
「もう遅いかもしれない」
そう思っていた41歳の自分が、まさか1年後に全く異なる世界に飛び込むとは想像もしていませんでした。
“安定”の中にあった違和感
私は長年、いわゆる“安定企業”と呼ばれる日系のインフラ関連会社で働いてきました。待遇もそこそこ、周囲も優秀(高卒多めだが)。けれど、あるときふとこう思ったんです。
「この仕事、5年後も10年後もずっと同じなのか?」
40代になり、会社の動きも鈍くなり、昇進も限定的。危機感というより“焦燥感”に近い感情が湧いてきました。
転職を意識し始めたきっかけ
決定打は、社内のプロジェクトでの出来事でした。
数ヶ月かけて取り組んだ新しい業務改善提案が、上層部の「前例がないから」という理由で即却下。納得できず、何が評価されるのかも見えず、自分の成長が止まっている感覚に陥りました。
「このまま終わっていいのか?」
そこで初めて、真剣に転職を考え始めたのです。
外資系コンサルという選択肢
最初は業界も職種も全く分からず、無理だろうと決めつけていました。ですが、調べるうちに「異業種出身者歓迎」「40代の転職事例あり」といった情報を目にするようになり、徐々に現実味を帯びてきました。
当時の私は、
- TOEIC775点
- ITパスポート
- 統計検定2級
- 第2種電気工事士
といった資格を持っていたものの、決して華やかな経歴ではありません。
それでも「このまま変わらない日々を過ごすよりは、挑戦して後悔したい」と思い、一歩踏み出しました。
次回は、私がどんな準備をして転職活動に臨んだかを詳しくお伝えします。
40代で動き出すのは決して遅くありません。 「自分の可能性を信じられるかどうか」がすべてだと思います。
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