【2020年】徳島県の高校事情【総選】

徳島

こんにちはsatoshiです。

 

徳島市に移住したい人の中には、徳島市の高校事情を知りたいという人もいると思います。そこで、今回は徳島市高校事情についてお話したいと思います。

 

徳島市には、かつて総合選抜制度という入試制度がありました。高校受験を均一化し、過度な競争を防ぐ目的で導入された制度です。(徳島以外でも多くの地域で実施されていましたが、現在ではほとんどの地域で撤廃されています。)

 

徳島の旧総合選抜校は、

城東高校、城南高校、城北高校、城ノ内高校、徳島市立高校、徳島北高校の6校で、現在では、生徒がどこか1校を選んで受検していますが、20年ほど前までは共通の入試をしていたため、希望していない高校に入学するなどということが普通にありました。

そこで、今回は難関大学進学のみを考えた場合、どこに進学すべきかランキングベスト3を発表したいと思います。(かなり独断と偏見入り)

 

1位 徳島市立高校の理数科(通称:いちこうのりすうか)

徳島市の中で理数科は、県内一の難関大学進学実績を誇ります。東大、京大、国立医学部など難関大学に毎年合格者を出しており、生徒のレベルもハイレベルです。難関大学に合格したいなら、かなり有利な高校だと思います。

 

2位 城東高校

徳島市の最も中心に位置している高校です。昔は、校舎が古くボロボロだったのですが、2000年代前半に校舎の建て替えを行い、かなり綺麗な校舎になっています。総合選抜校時代は、進学実績も低迷したものの、近年は立地の良さもあり難関大学への進学者もかなり増加しています。徳島駅から徒歩10分程度のため、市外からの通学者も多く優秀な生徒が集まりやすいというのも理由の一つです。

 

3位 徳島北高校

徳島市の北部に位置する、旧総選の中では最も新しい高校です。後発の高校のため、生き残るために様々な取り組みを実施しています。例えば、英語に特化した国際英語科があります。できた当時は新しい取り組みとして注目されました。居住地が吉野川より北側の人は、ほとんど徳北一択だと思います。(徳島の高校生はほぼ全員チャリ通学なので、雨の日にチャリで吉野川を渡るのはかなりきついです)

 

 

以上ベスト3でしたが、いかがだったでしょうか?

個人的には、総合選抜制度が徳島市を衰退させた諸悪の根源だと思います。理由は、悪しき平等主義により、徳島から難関大学へ進学することがかなり困難になりました。

例えば、総合選抜制度導入前の城南高校と言えば、県内屈指の進学校で毎年2桁の人数が東大に進学していました。(今の徳島の高校生は信じられないかもしれませんが・・・)当時は高校間の競争が正常に機能しており、全国でも十分通用する学力の生徒が育っていました。しかし、総合選抜制度導入後、見る影もなくなり、現在もかなりの苦戦を強いられています。

もちろん、過度な競争は良くないですが、総合選抜制度については、徳島教育界の大失態と言わざるをえません。

 

今回は、徳島市の高校事情についてお話ししました。徳島市は住むにも学ぶにも良いところです。移住を検討されている方は、ぜひ一度徳島市も候補に入れて頂けると幸いです。

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